皆さまこんにちは、ウチイダユウゴです!
実は先日2月2日、HTML5 lv.2の無料セミナーにも参加してきました。
インターネットアカデミー様のWebクリエイター試験対策セミナーにも行っていたので、この日はセミナーのはしごだったんですよね~
こちらもセミナー内容について、備忘録代わりにさっくりとまとめておきたいと思います!
この記事はこんなアナタの役に立ちます
- HTML5 レベル2試験について知りたい方
- プログラミングの勉強を始めてみようと思っている方
- Web系の資格を取りたいと思っている方
HTML5 レベル2認定試験って?
正式名称「HTML5プロフェッショナル認定資格 レベル2」という、LPI-Japan様が主管する認定試験です。
HTML5関連技術の中でも、ES6を中心としたJavaScriptの知識問題・コードリーディング問題が試験範囲となっている試験です。
試験概要:HTML5 Professional Certification Level.2について(Ver2.0)
https://html5exam.jp/outline/lv2_v2.html
セミナーの概要
今回参加したセミナーは、LPI-Japan様主催の無料セミナーでした。
HTML5アカデミック認定校で当試験の問題集も出版している富士通ラーニングメディアの講師からのセミナーということで、認定校ならではのお話が聞けるかな、と期待しての参加でした。
講演を担当された3名は問題集の編集・執筆を担当された方たちでした。ウチイダは問題集も持ってます。
3時間のセミナーで扱った内容は、jsの文法で1時間半、indexed Databese APIで1時間弱、CORSをはじめとしたセキュリティの分野で30分程度でした。
内容についての感想
最初のJavaScriptの文法のパートでは、言語的なクセの部分を押さえて解説していたように思います。比較演算子の== と===の違いとか、スコープとか変数宣言の巻き上げとか…
基本構文の部分には触れていませんでしたので、コードリーディングはある程度できることが前提なんでしょうね。ポイント解説だから仕方ないのかな~
Indexed Database APIのパートは、サンプルコードを使いながら動作の確認をしていくのが中心の内容でした。
自分はWeb Storageはいくらか触った経験あるのですが、Indexed Database APIは実際にコード書いたことがほとんどなかったので、いい勉強になりました。
onupgradeneededの中でないとDBの構造変えられないとか、独特ですね…。SQLとは全然違う!
クライアント側で多彩なデータを管理できるのは便利ですが、セキュリティのこととかを考えると使いどころが難しいなあと思いました。
SPAとかオフラインアプリケーションではとても重宝しそうですけどね。
こういうのは、実際に自分でプロダクト作ってみないと感触がつかめないと思ってますので、そのうち何か作るのに利用してみたいと思います。
最後のセキュリティ関連の部分は、試験的には単なる知識問題なので、あまり得るところはありませんでした。
CORSはサーバ側の動作も用意しないといけないためサンプルで動作させるのがひと手間かかるので、実機のデモを見せてもらえたのはよかったですが、、、
概念さえ理解していれば得点できるので、試験対策としては重要度は高くないかなと思います。
むしろもっと重要度が高いSelector APIとかイベントリスナーのところとか取り上げてくれたらよかったのにな~
余談ですが、講師の抜山先生の来ている服が、、なんというか奇抜で印象に残っています。
ジャケットの丈が長くて、スリットが入っているような、、、ファッション詳しくないのでうまく表現できませんがとにかく珍しいデザインでした。ほんとどうでもいいですね(笑)
講演の内容ははちゃんとしてました。むしろ3名の中で一番「セミナーでの説明に慣れた」話し方だったように思います。
資格取得をお勧めできるか?
HTML5 レベル2ですが、「Web系の資格を取って、実力の証明にしたい」と考えている人や、プログラミング学習の目標とするのには向かないように思います。
というか、自分は基本的には「資格を取るよりもプロダクト作ったほうが身に付く」と思っているクチです。
テスト勉強で暗記した知識ってあんまり実制作では役に立たないんですよね…
人間、ほんとに必要に迫られたものしかきちんと記憶できないものですので、作りたいと思うものを作っていく中で、必要に迫られた機能の実装の仕方を覚えていくほうがいいと思うのです。
特にプログラミングを学び始めたばかりの人は、コードリーディングの問題を解くよりも実際に試行錯誤しながら自分のプロダクトを作るほうが絶対に早く力が付きます。
あと、よくわからないものを暗記したり読み解いたりするのは純粋につまらないので…自分はやりたいと思えないんですよね。
ではどんな人にお勧めかというと、「それなりにプロダクトを作ってきて、そこそこコードをかけるレベルの人」です
自分もそういうレベルだと思っています。
そういう人がこの手の資格の勉強をすることにはメリットが多いです。
あいまいになっていた知識の再確認ができたり、今まで触れてこなかった機能・APIや構文の存在を知るきっかけになったり。
自分の中に知識が定着していることを前提として、それを補完したり拡張したりするのには非常に有用と思います。
まとめ:自己投資・学習は計画的に
いかがでしたでしょうか。だいぶ脱線しましたが…(笑)
セミナー自体は、HTML5 レベル2の試験範囲の確認ができるいい機会でした。
過去のセミナーの資料もLPI-Japanさまのサイト上で公開されているようなので、確認してみようと思います。
資格を取るのもプロダクトを作って腕を磨くのも、どちらも自己投資です。
まあ、自分は技術者と呼べるほどのものではないのですけど…
どうせやるなら、効果の高いもの・意義のあるものに時間とお金を使いたいものですね。
やみくもに資格取得に走る前に、学習の目的・ゴールを明確にすることも、効率的な能力向上に必要なことと思います。
JavaScriptのコーディング力を今より一段高めたい、と考えているコーダー・エンジニアさんにはチャレンジをお勧めできる資格ですので、そのような方は取り組んでみてはいかがでしょうか。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。(/・ω・)/
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